ハンドルカバーＶｅｒ．４

リード１２５のハンドルカバーは
一筋縄では行きませんねぇ〜〜〜！！！
何とか試行錯誤を繰り返しつつ、４回目の試作で自分が納得できるものが作れました。
何度か挫折しそうに成りましたんで、、、結構厄介でしたよぉ。

左手のスイッチレイアウトが、
普通と違って、、ホーンとターンシグナルスイッチが逆に成っちゃってるので、

ハイ・ロー切り替えスイッチを多用する私としては、
左手親指は縦横無尽に動き回せる必要が有りまして、
ソレを満たせるハンドルカバーは多分、市場には存在しない気がします。。。
汎用性が無いから。
バーハンドルだったらスイッチごと全て覆っちゃうタイプが有りますので、
そんなんでイイんだと思いますが、
原チャリ形状だと、、スイッチがカウリングの中に収まってるので、、、
ソレが難しいのよね。。。

って事で、カウルに沿って親指を自由に動かせるような、
そんなカバーが欲しいかったんです。
理想は、、操作性に違和感のないこと。

何となく形状はイメージ出来るものの、
ソレを形にしようとすると、、、、非常に難しい！！！

失敗と試行錯誤を繰り返し、、遂にＶｅｒ．４でほぼ完結型になりました。

◆使用した材料
・軟質塩ビシート【黒】
・不織布フェルト

思考錯誤の中で生まれているので、、
過程の写真なんてイチイチ撮っていません。

完成形はこんな感じ。

ドウですコレ。
スイッチ類を上から下までを覆うようにカーブさせつつ、
親指が自由に動かせるだけのマチ付き。
３次元立体縫製でっす！！！

もう、、この形状合わせは、、完全に【感覚】の話なので、、、
説明できません。

軟質塩ビシートは、かなり伸縮して防水性が有ります。
合皮ライク、というヤツですかね。
で親指の甲の面には不織布を貼り、
張りと防寒性を求めています。

パッと見の違和感はさほど無く、
出来上がりはかなりＧｏｏｄです！！！
もう、、完璧自己マンですね！！！

◆ハンドルカバー改良遍歴
Ｖｅｒ．１　操作不能
Ｖｅｒ．２　ホーン誤動作
Ｖｅｒ．３　親指操作に違和感
Ｖｅｒ．４　ほぼ完成

Ｖｅｒ．４の使い心地

グローブを嵌めて操作しても、
親指を邪魔する違和感のようなものは全くなし！！！
上側のハイ・ロースイッチから下側のターンスイッチまで、
引っ掛かりも無く自由に動かせます。

スイッチとの間に薄皮１枚有りますが、
ほぼカバー無しの時と同じ感覚で操作が出来ます。
非常にイイ！！！

諦めず頑張った甲斐が有りましたよ。

防寒性能はその差歴然。
改良の過程で、右だけカバー付き、なんて事が数日有りましたが、
冷え方に圧倒的な差が有ります。
特に手の甲ね。

今日は雨走行にチャレンジしてみました。
敢えて素手で１時間ほど雨の中を走ってみましたが、
走行後、ハンドルカバーの内側が薄っすら濡れる程度。
ハンドルカバー自体の基本性能なんでしょうけど、、

追加工したから防水性が落ちる、というところは有りませんでした。
軟質塩ビの防水性はかなりなもんです。
レインコートとか長靴の素材ですからね。

それにしても、、素手って〜〜〜のは、操作性がイイですねぇ。
グリップヒーターもチョクで握れるんで、
かなり暖かいです。

・・・と言う事で、
やっと満足の行くハンドルカバーが出来ました。

今シーズンはコレで余裕で乗り切れるでしょう！！！
マジ無敵！！！
この時期だと汗かきますからね！！！